AIやLPWAなど最先端技術を駆使し、多くのIoTデバイス開発している株式会社ハタプロは、同社のAI搭載ガイドロボット「ZUKKU(ズック)」を、ワイヤレス・ブロードバンドサービスを提供する株式会社ワイヤレスゲートと共同で、2017年9月14日(木)より「ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba」の売場接客支援用途で試験導入を行うことを発表した。
ハタプロが開発するAI搭載ガイドロボット「ZUKKU」は、身長わずか10cmの小型フクロウ型ロボット。バッテリーとIoT専用SIM内臓で常時通信し、目の前にいる人の属性情報をクラウドシステムへ送り、ガイドサイネージなど他機器と連携させターゲット別にわかりやすいガイドを行う。
今回の試験導入は、同社がこれまで複数の百貨店やショッピングセンターにて行ってきた「ZUKKU」による販売促進やマーケティング支援の実証実験の経験を活かし、家電業界向けに効果的な販促を行うための初の試みとなる。
具体的には、ワイヤレスゲートのサービスWiMAX契約とセットでお得に購入できる家電商品の学習を行い、「おすすめセット」を、ターゲット別にニーズ合わせて提案できるようにしたとのこと。
また、同製品はゲートウェイ機能を持ち、インプットデータはIBM Watsonをベースとした同社のクラウドシステムに蓄積され、分析データ結果は他機器と連携しアウトプットすることが可能。
今回の導入では、アウトプットデバイスとしてHTML5で構築されたガイドサイネージを活用し、音声のみではなく画像や動画など活用した視覚的にもわかる提案を行う。
両社は、かねてより IoT 領域において連携をはかり、次の時代へ向けた社会の発展を支えるべく様々な取り組みをしており、今後も引き続き、両者のシナジーを活かして積極的な取り組みをしていくと述べている。
▼ 試験導入の概要
主な内容 | ・来店者の属性情報を自動で集計分析 ・来店者の属性情報に合わせた最適な「おすすめセット」の提案 |
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設置場所 | ヨドバシカメラマルチメディア Akiba店 1F ワイヤレスゲートWiMAXコーナー |
設置期間 | 2017年9月14日(木)〜28日(木) |