Amazon EchoなどのAIスマートスピーカーのヒットとともに、音声アシスタント「Alexa」で利用できるスキル(アプリ)「Alexa Skill」の登録数は順調に増え続け、2017年9月の段階ではついに20,000を超えている。今回はそんなAlexa Skillを開発するスキルを身につける講座の情報を紹介しよう。
Amazon Alexa – Voice User Interface Designコース
まずは海外の情報から。
9月12日、Amazon Alexa公式の音声UIデザインの講習が発表された。運営はベルリンの教育プログラムサービス、CareerFoundryが担当。
コースは8週間。期間中3つのスキルの作成、UXプロセス全体を理解する内容となっている。
具体的には、音声の歴史、使用事例、ユーザーペルソナとシステムペルソナ、ユーザーストーリーとスクリプト、ユーザービリティテスト、アクセシビリティ、マルチモーダル(音声とグラフィックを組み合わせた)インターフェイスを含むさまざまな種類の音声インタラクションについて学ぶ。
既に予約可能で、最初の講義は10月2日よりスタートする。
Alexa Blog / Learn How to Design Meaningful Voice Experiences with CareerFoundry
CareerFoundry / Voice User Interface Design Course
ロボットスタート主催の「AI音声アシスタント勉強会」
国内で、日本語で学べるスキル勉強会もある。手前味噌で恐縮だが、当社が開催している「AI音声アシスタント勉強会」で、既に3回開催している。
次回は9月27日開催。
内容は、Amazon Echo向けのスキルの作り方(ライブコーディング)。興味のある方は早めのお申込みを。
僕はこう思った:
AIスピーカー向けにスキルを作りたいけど、開発できないという方は、当社で開発のお手伝いをしております。興味のある方はご連絡ください。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。