空飛ぶAIスピーカー「Aevena Aire」が登場! 価格は699ドル

空飛ぶAI音声アシスタント搭載スマートスピーカー「Aevena Aire」がクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金調達を開始。目標額の5万ドルを見事達成した。掲載期間24日を残し、120%を超える達成をしている。

まず動画を見ていただくのが手っ取り早い。

スマートスピーカーに飛べる機能とカメラを搭載している点が最大の特徴だ。


Photo: Aevena Aire

筐体は太めのスピーカーのような形状で、本体中央にAmazon Echoのような筐体が露出したデザインとなっている。実際、Amazon Alexaが搭載されており、またIFFTでの連携も考慮されたスマートなデバイスだ。


Photo: Aevena Aire

充電台には自動で戻り、飛んでいない時は普通のスマートスピーカーのようだ。

なお満充電まで30分、1回の最大飛行時間は8分。移動速度は秒速1〜2メーターだ。


Photo: Aevena Aire

部屋の中を飛ぶさまは、まさに未来だ。これで家庭内の監視、セルフィーなどに使えるのだから、インパクトだけでなく、実用性もある。特に部屋の段差や、階段を気にすることなく家庭内を移動できるのは良い。部屋の中も自分で障害物を避けながら飛行可能となっている。


Photo: Aevena Aire

スマートフォンで家の中でも、家の外からでも操作ができるのも良い。

価格は、ベータ版は699ドル(日本円で78,000円)とドローン+スマートスピーカーと思えば妥当な金額だと思われる。

僕はこう思った:

これは会社で欲しいかも。

動画を見ている限り、移動時の音も静か。製品版でもドローン特有の風切音が少ないことを期待したいところです。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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