ソフトバンクのIoTプラットフォームがLinaroのオープン規格と連携
2017年9月26日
By ロボスタ編集部
ソフトバンク株式会社は、英ArmとLinaroのエコシステムメンバーとの共同事業で設立された非営利組織、英「Linaro(リナロ)」との連携を発表した。
ソフトバンクのIoTプラットフォームと、Linaroが策定したSoC(System on a Chip)に依存しないIoT向けオープン規格「96Boards」のConsumer Edition(CE)およびInternet of Things Edition(IE)に準拠した製品との相互接続を行う。
Linaroは、クラウド事業者向けのOpenStackや、Linuxカーネル、Zephyr(IoTデバイス向け)を含む複数のオープンソースプロジェクトに関する協業を行うため、世界35社以上の企業がLinaroのパートナーシップに参画している。Linaroの成果物は世界中の開発者向けに公開され、利用されていると言う。
同社はリリースで「今回、ソフトバンクのIoTプラットフォームと、Linaroが策定したSoCに依存しないIoT向けオープン規格「96Boards」のCEおよびIEに準拠した製品との相互接続を実現したことにより、既に世界中で展開されている両シリーズの製品で生成された各種IoTセンサーのデータを、ソフトバンクのIoTプラットフォームで確認・分析することができるようになります」とコメントしている。
ソフトバンクは今後も、Linaroとの連携を推進することで、グローバル基準における仕様の共通化など、IoT時代におけるさまざまな課題を解決し、選択可能かつ最適なIoTプラットフォームを提供していく。
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