東芝がAlexa搭載のAIスマートスピーカー「TH-GW10」を発表!
東芝映像ソリューション株式会社がAI音声アシスタント搭載スマートスピーカー「TH-GW10」を発表した。
搭載されたシステムはAmazonのAlexa。北米市場向けに2017年末に発売を予定しているという。
外見・スペックは、 オンキヨーがCES2017で参考出品した「VC-FLX1」と同様で、違うのは色が黒ではなく白を基調にしたという点のみとなっている。
これはオンキヨーと共同開発をしているためで、本体の仕様は同じだが、販路やブランドが異なるという展開となるという。
商品・サービスの狙いとして、音声認識・AI・ノウハウを簡単につなげて様々なサービス提供のハブにするイメージとなっている。
提供可能なホームIoT関連の機能・サービスの例として、ホームセキュリティ、ホームオートメーション、危険予知、エナジーマネージメント、ヘルスケア、情報・コンテンツサービスなどが挙げられている。
製品の位置付けは、スマートスピーカー+ホームゲートウェイ+セキュリティIoTデバイスの3つを統合した「新しいホームIoTターミナル」という。
Amazon Echoに比べて、かなり機能を拡張したこのスマートスピーカー、Alexaが今後、日本語に対応したら速やかに国内販売されることを期待したい。
僕はこう思った:
東芝映像ソリューションさんの動きが活発です。本日もユカイ工学さんとのコラボで音声認識ソリューション「A/UN」搭載の音声ユーザーインターフェースロボット「こだま」を発表したばかり。これからの動きも注目していきます。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。