【動画あり】新宿高島屋「ロボティクススタジオ」に変形ロボ「ジェイダイト・クォーター」がやってきた
「新宿高島屋「ロボティクススタジオ」OPEN!百貨店で初となるロボット常設売り場に、会話/教育/ホビー/スタンド/ダンス/ランドロイドなど各種ロボットが勢揃い」でお伝えしたとおり、ロボットの特設売り場に10月4日限定で「ジェイダイト・クォーター」が登場して、走行や歩行、変形のデモンストレーションを行った。
「観に行くことができなかった」という読者のために、そのときの雄姿を全編お届けしよう。
「J-deite Quarter(ジェイダイト・クォーター)」は、いわゆるトランスフォーマー式にクルマとロボットが相互に変形可能なロボットだ。開発しているのは株式会社BRAVE ROBOTICS代表の石田賢司氏とアスラテック株式会社チーフロボットクリエイターの吉崎航氏のチームだ。
このチームは全長約3.5メートル、人が乗れる変形ロボット「J-deite RIDE」(ジェイダイト・ライド)の開発を行っている。J-deite RIDEはロボットモードとビークルモード(クルマ型)に完全変形できるロボットで、ロボットモードでは二足歩行、ビークルモードでは人が乗って運転できるようになる予定だ。2017年中の完成を目指している。
目標は2020年、5メートルサイズの巨大変形ロボットの開発だ。これをゴールに、その1/4サイズ、身長約1.3メートルのロボットとして設計されたのが、この「J-deite Quarter」だ。
当日は、吉崎氏(写真向かって右)が自動車のようにステアリングとペダル式を使った方式でJ-deite Quarterを操縦、ロボットモードで走行したり、二足歩行で歩いた後、ビークルモードへの変形を披露した。
進化した「J-deite Quarter」は指の五指を稼働させることができる。来場した子ども達が羨望のまなざしで見ていることに気付くと、J-deite Quarterは子ども達に近付いて握手。たくさんの笑顔が拡がっていた。