10月4日開催のGoogle製品発表会で、噂通りGoogle Homeの新製品と日本展開が発表された。
今週中にはGoogle Home、Google Home Miniが国内で買えるようになる。そして日本発売は未定だが米国向けにGoogle Home MaxやGoogle Pixel Budsもお披露目された。
Google Home日本語版
ついに待望のGoogle Homeが日本に登場する。
日本での価格は未発表だが、本国で129ドルで、1.5万円程度で買えるだろう。日本では近日発売、現在ウェイティングリストに登録できるようになっている。
Google ストア / Google Home
Google Home Mini日本語版
そして噂になっていたGoogle Home Miniも正式発表された。以前よりリークされていたものと内容は同じだ。
出荷国はアメリカ、イギリス、オーストラリア、そして日本。価格は49ドルで、日本での価格は未発表だが5,500円程度で買えるはずだ。海外では本日から予約開始で、10月10日発売予定。日本では近日発売、現在ウェイティングリストに登録できるようになっている。
Google HomeとGoogle Home Miniのどちらも日本で選べるとなると迷う人も多そうだ。どちらもできることは基本的に変わらず、サイズ・音質・価格・見た目の違いとなる。
(米国)Google Home Max
音に拘ったハイエンド版Google Home Maxも噂通り登場した。
4.5インチウーファー、0.7インチツイーターを搭載。さらにApple Home Podのように周囲の状況に合わせたチューニングがされるという。
販売はアメリカのみで、12月予定。価格は399ドル、この価格にはYouTube Music 12ヶ月分が含まれる。ライバルのApple HomePodは349ドルであり、これに比べても高価なのは意外だ。
Google / Google Home Max
(米国)Google Pixel Buds
左右が繋がったタイプのGoogle製イヤホンも噂通り登場した。
Google Assistantが搭載されているので音声で操作可能だ。新機能として、日本語を含む40か国語に対応するリアルタイム翻訳機能「Google Translate on Pixel」が搭載されている。スマホと組わせることで完全な翻訳デバイスになる。
11月からアメリカで159ドルで販売される。他カナダ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、シンガポールの出荷が予定されているが、日本は予定に入っておらず残念だ。
(米国)nest
Google傘下のNestのプロダクトも「Made by Google」に加わり、Google Homeとの連携が強化されることも発表された。
監視カメラや温度センサーなどNestのプロダクトがGoogle Homeの音声制御や、Chrom Castの出力に対応するという。
nest
僕はこう思った:
日本語対応しているプロダクトは、日本にもすぐ出して欲しいところです。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。