超低価格Amazon Alexa搭載デバイス「The $10 Echo」爆誕!

AmazonのAlexa搭載のEcho互換機がサードパーティー各社から発表されてきているが、今回紹介するのは自作Echo互換機「The $10 Echo」。名前の通り、わずか10ドルで作ったデバイスだ。




わずか10ドルのC.H.I.P.を使ったEcho互換機



Photo: sammachin.com


エンジニアのSam Machin氏が自身のブログで「The $10 Echo」を発表した。

ポイントは、わずか9ドルのC.H.I.P.を使って低価格に仕上げたことにある。

この低価格、最小限の機能を持つコンピューターチップにAmazonのAlexa Voice Service(AVS)を搭載したのがこのデバイスだ。



Photo: sammachin.com

C.H.I.P.は小型で安価なARMベースのコンピュータ。Raspberry Pi Zeroに比べてWi-Fiとオーディオ入出力インターフェースを内蔵しているため低価格にし合えることができたという。


ブログではその動画やGitHubで情報が公開されている。この低価格Echo互換機製作にチャレンジしてみたい人はチェックして欲しい。




自作スマートスピーカーの作り方

ロボスタ編集部では自作Echo互換機、自作Google Home互換機のレポートをお届けしてきた。



Photo: sammachin.com


上記記事も自作互換機を作るのであれば参考になるはずだ。


僕はこう思った:

10ドルで音声でやりとりできるデバイスが既に可能となると、将来無料で配られる時代がくるのかもしれません。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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