Google Home Miniの一部にタッチコントロールの不具合発生。既に現在は修正済み。
「Google Home Miniドーナツショップ」が米国でオープンするなど、Google Home Miniが新スマートスピーカーとして話題になる中、一部にGoogle Home Miniに不具合があったと報道された。
Google Home Miniの一部に不具合?
報じたのはAndroid Police。
サンフランシスコで行われたMade by Googleのイベントで入手した「Google Home Mini」が1日に数千回アクティブになりGoogleのサーバーと通信していることに気がついたという。
実際にその様子が動画で撮影されているが、どうやら一部の初期デバイスに、タッチコントロールがうまく動作しない問題があったようだ。結果として24時間ずっとGoogleにデータが送られてしまうというプライバシーの問題が起きてしまっていたことになる。
既に不具合は修正済み
これを受けてGoogle Homeのチームはすばやく原因特定し、対策を行った。
Google Home Helpページでは、10月7日のソフトウェアアップデートで対策済みと発表している。このアップデートでも問題が解決しない場合は本体を交換するとのこと。
またGoogleはプライバシーに配慮して、この問題があった10月4日〜10月7日までの期間中に取得された音声データはすべて削除したという。これは当然そうあるべきだろう。
ネットで予約されたGoogle Home Miniは影響なしとのことだ。日本で入手できるものも影響がないはずだ。
僕はこう思った:
日本でもはやくGoogle Home Mini、触りたい・・・。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。