Google Home Miniの上部タッチコントロール機能が廃止へ

先日お伝えした「Google Home Miniの一部にタッチコントロールの不具合発生。既に現在は修正済み。」の続報だ。

先日のアップデートはプライバシー問題の対策を主眼に置いたもので、本体上部をタップすることでGoogle Home Miniが起動する機能を無効にしたものであった。逆に本体上部をタップして音楽、アラーム、タイマーを制御する機能は有効のままとされていた。



Photo: Google

これについて10月11日、Googleが「Google Home Miniの本体上部のタッチコントロール機能は完全に削除する」という決定を公式ヘルプページで明らかにした。Google Home Miniの利用にあたり混乱を避け、安心して使えるように、この決定を下したとのこと。

このアップデートは2017年10月15日までに完全に展開される。

これに伴い、Google Home Miniはウェイクワード(「OK,Google」または「Hey Google」)によってのみ起動するようになる。また音楽、アラーム、タイマーについてもタップではできなくなったので「Pause」、「Play」、「Stop」など音声での制御を行う必要がある。

なお、Google Home Miniのサイドタッチによるボリュームコントロールについては変更されておらず有効だ。


僕はこう思った:

Google Home Miniではない普通のGoogle Homeについては上部タッチコントロール機能は有効のままだ。結果的にGoogle Homeシリーズの中で操作性が統一されなくなったのは少し残念だ。上部タッチ機能を完全になくす必要まであったのでしょうか?




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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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