【AIスマートスピーカー】Google Home使って、米国小売大手Targetの音声ショッピングが可能に

10月12日、アメリカ売上高第5位の小売業者「Target Corporation」がGoogleと提携し、TargetのショッピングがGoogle Expressに対応したことが明らかになった。

Google、Targetそれぞれ以下発表を行っている。




Photo: Google

今回の提携により、Targetの豊富な商品が、Google Expressアプリ、ウェブサイト、Google Home、Android TVなどを通じてGoogle Assistantとやりとりしながら、音声で簡単に買い物ができるようになったという。

これは「【AIスマートスピーカー】Google Home使ってWalmartのショッピング可能に」と同様、GoogleのAmazonへの対抗戦略のひとつだろう。





Photo: Google

コマンド例は「Ok Google, buy a kids bomber jacket from Target.」と言った形。ウェイクワード(OK, Google)の後、欲しい物の名称と、どこから買うかを伝える形だ。上記画面のやりとりで買い物の流のイメージが掴めるはずだ。

利用可能なエリアは米国全土(アラスカ、ハワイを除く)。Targetでの35ドル以上の注文の場合、2日で配送され、送料は無料となる。


僕はこう思った:

日本での音声ショッピングがどうなっていくのか気になってきますね。もちろん動きがあればお伝えしていきます。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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