「モトローラ、AI音声アシスタント「Amazon Alexa」搭載のスマートフォンを発表」でお伝えしていた、モトローラのスマホ「Moto Z」用のオプション「Alexa対応Moto Mod」が正式に発表された。
製品名は「moto Smart Speaker with Amazon Alexa」。
液晶画面、背面にAmazon Echoユーザーならお馴染みのブルーのLEDが光るようになっている。
スマートフォンの「Moto Z」組み合わせて、背面に装着して使う。これにより自由に持ち運べるAmazon Alexaデバイスとなる仕組みだ。
「moto Smart Speaker with Amazon Alexa」は、単体で168g。取り付けることでスマホが少し重くなってしまうが、この筐体の中に、4つの専用マイクアレイ、2つの8W・27mmスピーカー、最大15時間駆動のバッテリーが内蔵されていることを考えれば、軽量・コンパクトにまとまっていると言える。
なお本体は防沫仕様かつ、内蔵バッテリーのお陰でスマホ本体バッテリーを使わない設計というのも実用的で魅力的だ。
スマホに装着し、液晶を上に向けたとしても背面のLEDが光るのは確認できるようになっているのもこだわりを感じさせる。
2017年11月よりAmazon Alexaが使える国に向けて、149.99ドルで発売される予定だ。
僕はこう思った:
物理的にマイクアレイとスピーカーを拡張したことで、スマホアプリで使うAlexaとはレベルの違う使い勝手の良さを期待します。
無線LAN環境に縛られることなく、気軽にポータブルに使えるAlexaデバイスはとても魅力的です。Amazon Alexa日本語リリース後、日本のMoto Zのためにもこの製品は是非販売して欲しいと思います。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。