サムスンのAIアシスタントがアップデート「Bixby 2.0」へ
現在サムスンGalaxyシリーズに搭載されているAIアシスタントの「Bixby」の最新情報をお伝えする。
10月18日(米国時間)、サンフランシスコで開催されたサムスンの開発者会議「Samsung Developer Conference 2017」にて、「Bixby 2.0」が発表された。
2018年にアメリカと韓国にリリースされるという。
Samsung Global Newsroom / [Editorial] Bixby 2.0: The Start of the Next Paradigm Shift in Devices
以下、Bixbyが1.0から2.0になって変わったポイントを紹介する。
まず、スマートフォンに搭載されていたアシスタントだったものから、今後あらゆるデバイス、例えばテレビ、冷蔵庫、スピーカーなどあらゆるIoTデバイスのコントロールハブとして機能するようにするという。
同社のスマート冷蔵庫「Family Hub」へのBixby搭載も発表された。
また今回、より自然なコマンドや複雑な処理を行うため、ディープリンク機能を実装、自然言語機能が強化され、さらにパーソナライズによるユーザーニーズの予測制度向上なども改善されたという。
Bixby SDKのベータ版が一部の開発者に提供されるという。
これによりサードパーティーの開発者がBixby対応アプリを開発することができるようになる。
今後ベータ版の参加者を増やし、最終的に全開発者が使えるようにすると予告された。
これによりBixbyのエコシステムを構築していく計画だ。
僕はこう思った:
日本語対応も是非お願いしたいところです。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。