ビジネス向けスマートスピーカーでTISと凸版印刷が協業!金融窓口や店頭業務での普及を目指す
2017年10月25日
By ぱっぺー☆あさひ
問合せ・受付業務に特化したAIコミュニケーションサービスの提供を目指す
凸版印刷株式会社とTIS株式会社が共同で、スマートスピーカー「AISonare(エーアイソナー)」のコンセプト検証の検討を開始すると発表しました。
TISとエーアイが共同開発をしている「AISonare(エーアイソナー)」
コンセプト検証で使用される「AISonare」は、音声合成ソフトを開発してる株式会社エーアイとTISで共同開発したスマートスピーカー。2018年春に製品化を予定しています。
凸版印刷としては金融機関向けの業務ノウハウを元に、TISの業務チャットボットプラットフォームサービス「DialogPlay」のFAQ制作、回答精度の向上を行う運用支援、AI対話エンジンからオペレータへの引継ぎが出来るコールセンターの事務局運営を担当します。
活用イメージ
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活用方法としては、凸版印刷が開発・提供している口座開設やカード申込をペーパーレスで行うシステム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」に「AISonare」を連携させてサービスの向上を目指します。
現在はWebサイトやタブレット端末で行っている業務を、スマートスピーカーでも運用できるようにしていくことを目指すとみられています。
また、TISとしてはスマートスピーカー「AISonare」の音声認識、音声合成、翻訳、対話を組み合わせたBtoB向けソリューションの開発・提供を行い、SI開発などを対応していくとのことです。
今回の発表は金融機関に対してのソリューション開発を中心に検証していくということですが、今後は特定の分野に特化したスマートスピーカーのソリューション開発が行われていきそうですね。