ラッパー「Chingy」のAlexaスキル登場、ミュージックビデオにAmazon EchoやGoogle Homeも出演!

ミュージシャンもAI音声アシスタントやスマートスピーカーを活用する時代になった。

今回はアメリカのラッパー、Chingy(チンギー)によるAmazon Alexa / Amazon Echoの先進的な活用事例を紹介したい。




ChingyのAlexaスキル登場!





Alexa Skillsストアにて「Chingyスキル」が公開中だ。スキルの製作はVoiceXP社によるもの。

コマンド例は「Alexa, Chingyの新しいシングルについて教えて」「Chingyの新しいシングルを演奏して」「Chingyのツアー情報を教えて」など、シンプルだがファンであればインストールしておきたいスキルになっている。

特定ミュージシャンに特化したニューシングルプロモーションのためのスキルは前例もなく、新曲の配信をスマートスピーカーのスキルから行うという取り組みは画期的だ。

この事例がうまく行けば今後同様のボイスマーケティングキャンペーンが増える可能性がある。




Amazon Alexa開発者向けイベントにChingyが登場



Photo: VoiceXP – Chingy

2017年10月26日、Amazon・VoiceXP・Full Dekk Music Groupが共同で開催したAmazon Alexa開発者コミュニティイベントに、Chingyが特別出演した。新曲キャンペーン、スキル活用事例の紹介の場としてふさわしいイベントだ。





ミュージックビデオにAmazon Echo、Google Home登場!

さらにChingyが最新ミュージックビデオにスマートスピーカーを登場させた。



Photo: Chingy

シボレー・コルベット コンバーチブルの車内にはAmazon Echo Dot。Alexaに話しかけるChingy。



Photo: Chingy

プライベートジェットの中に置かれたGoogle Home。



Photo: Chingy

そして最後、先程Google Homeが置かれていた場所にAmazon Echo Showが置かれて、Chingyが話しかけるシーンが現れる。

ミュージックビデオはこちらから閲覧可能なので是非実際に見てもらいたい。


僕はこう思った:

こういうのは一番最初にやってこそ話題になるのかなと思います。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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