HP PrinterがGoogle Homeに対応。音声だけで数独やビンゴカードなどが印刷可能に
AIスピーカーの使われ方が広がっている。今回はGoogle Homeを通じて音声で制御できるようになったHP社のプリンターを紹介する。
HP Printer + Google Cloud Print + Google Home
対象となるHP社製のプリンターは、Google Cloud Print対応のネットワーク接続できるプリンター(HP ePrintなど)。
この対象プリンターとGoogle Homeを組み合わせることで、カレンダー、ゲーム、チェックリストなどが簡単に印刷できるようになる仕組みだ。
設定方法
Google AssistantのスマホアプリからHPプリンターを接続する。
スマホまたはタブレットでHPプリンターアプリを起動し、Googleアカウントに接続する。
HPのプリンターをGoogle Cloud Printに登録します。
コマンド例
設定が終わればGoogle Homeから音声を通じて印刷を指示することができるようになる。コマンドは以下の通りだ。
ヘルプページを印刷して。
Hey Google, ask HP Printer to print my calendar for this month.
今月の私のカレンダーを印刷して。
Hey Google, ask HP Printer to print a hard Sudoku.
難しい数独を印刷して。
Hey Google, ask HP Printer to print two Bingo cards.
ビンゴカードを2枚印刷して。
Hey Google, ask HP Printer to print a one-column checklist.”
1列のチェックリストを印刷して。
僕はこう思った:
数独やビンゴカードを印刷できるのは面白い工夫ですね。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。