MJIがTapiaの法人向け開発キットの申込を開始
待望の開発キットをリリース
コミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」を開発している株式会社MJIが、法人企業アプリケーション開発者を対象とした開発キット「Tapia SDK」の公開を発表した。専用Webサイト「Tapia Online SDK(TOS)」から申込を受け付ける。
タピアは長崎県にある「ハウステンボス」や舞浜にある「変なホテル2号」に導入されている実績があり、ロボットアプリ開発者から開発キットの公開を熱望されていた。
販売価格などは以下の通り。
内訳:開発用タピア1台、Tapia SDK、TOS利用、1年間のサポート費用
開発環境
必要なソフトウェア:Android Studio/Java SE
推奨OS:Windows Windows7以上、Mac Sierra、Linux Ubuntu
エミュレーター用タブレット:Android OS 5.0.1以上
Tapia SDK の基本機能
・⾔葉を話す…タピアの声で発話。
・⾔葉を聞く…⼈の⾳声を認識。
・表情を表現する…喜怒哀楽を表現。
・動く…上下各15度、左右各175度可動。
これによりオリジナルのアプリケーション開発、開発したアプリケーションをインストールした企業モデルのタピアの販売が可能となる。
但し製品発売に伴う費用、バージョン毎のアプリケーション検証費用(台数の制限なし)、2年目以降に継続して使用する際の費用は別途発生する。
1ヶ月間の無償トライアル、購入済みタピアの変更も実施
Tapia SDKを購入する前に、1ヶ月間の無償トライアル期間が用意されている。無償トライアル期間は上記に記載のタブレット環境で動作確認が可能となっている。
既にタピアを購入しておりTapia SDKを購入した場合は、購入済みのタピアを開発用に変更する対応を行うとのことだ。
また、今回Tapia SDKの申込開始と同時に、Tapida SDKの販売代理店を募集することも合わせて発表された。