レオパレス、AI音声アシスタント搭載の家庭向け端末を来年1月導入へ。年間約1万戸に
2017年11月7日
By ロボスタ編集部
株式会社レオパレス21は、株式会社グラモが開発中のAI音声アシスタントを搭載したスマートステーション端末を、2018年1月契約の物件から新築全戸に標準装備することを決定した。年間約1万戸への導入を予定しているという。
同社はこれまで、「賃貸住宅のIoT化」として「Leo Remocon」や「Leo Lock」をはじめ、瞬時に顔を検出・認証してロックを開錠する「顔認証システム」の導入を進めてきた。
今回採用されたスマートステーション端末は、音声アシスタント機能に加え、既に標準搭載されているスマートロック『Leo Lock』との連携や家電制御、AI音声アシスタントを利用した様々な音声案内サービス、また、センサー連携による住環境の自動制御が可能な組み込み型設備だ。
スマートステーション端末について
主な機能は以下の通りだ。
主な機能
AIスピーカー | 高精度AI音声アシスタントを搭載しており、音声で音楽の再生や家電操作、天気予報やニュースといったインターネットサービスとの連携が可能。 |
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家電制御機能 | 赤外線やBluetoothによる家電制御に対応しており、エアコン、テレビ、照明といった備え付けの家電がスマホや音声で制御可能。 |
スマートロックとの連携 | スマートロックである『Leo Lock』と連携することにより、玄関鍵の施錠・開錠と連動して照明やTV、エアコンなどの家電制御や、プッシュ通知など様々な機能を実行させることができる。 |
スマートフォンからの操作 | スマートフォンによって、外出先から『Leo Lock』や家電の操作、センサー情報の取得が可能。 |
入居者向け情報サービス | 入居者に対する様々な情報提供サービスを予定。音声で話しかけるだけで、会話形式で必要な情報を音声で知らせる。 (例:ゴミ捨て曜日案内、宅配便受け取り案内、イベント案内等を予定) |
なお、今回のスマートステーション端末で使用されているAI音声アシスタントについてレオパレス21に問い合わせたところ「まだ公表はできない」という回答を得た。