Google Assistantがシンガポール英語に対応
Google Assistantがシンガポール英語にも対応した。
Googleは10月末にイタリア語、11月はじめにはスペイン語へに対応したばかりで急ピッチに多国語展開を進めている。
シンガポール英語が、Google Assistantでサポートされる英語のバリエーションに追加された。上記画像の「SG」がそれだ。
英語としては、米国、英国、オーストラリア、カナダ、インドに続いての6番目の対応となる。シンガポールで話される英語は「Singlish」(シングリッシュ)と呼ばれ、語尾の強調や、疑問文の語尾、単語の省略などに特徴があるという。
なおこの対応はAndroid 6.0以上のデバイスが対象で、言語設定でシンガポール英語を設定している場合、Google Assistantがシンガポール英語となる。ただし、現時点ではGoogle Homeなどの他デバイスではまだ利用できない状態だ。
またシンガポール英語に限らず、Googleはサポートページで「他の多くの言語も近日公開」と記載している。次はどの言語に対応していくのか、動きがあればお伝えしていきたい。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。