【ONKYO】オンキヨーがスマートスピーカー向けに音声認識を向上させるマイク振動抑制技術を開発
ONKYOはここ数ヶ月スマートスピーカー(AIスピーカー)向けの技術開発に非常に積極的な姿勢を見せている。今回は新たに音声認識を向上させるマイク振動抑制技術を開発したということで紹介したい。
ONKYOのマイク振動抑制技術
スマートスピーカーの大音量化・高音質化を追求すればするほど、マイクから入る音声の認識が困難になるという課題があった。
この解決策として、マイク基板を天面ラバー部に直接固定し、他の筐体と接触しないフローティング構造を開発したという。これによりマイクに伝わる筐体内部振動を抑制しフラットなマイク特性を実現でき、大音量で音楽を再生している際、小さな声で発話しても音声認識が可能になったという。
2017年11月下旬より国内販売されるGoogle Assistant搭載スマートスピーカー「G3 VC-GX30」にはこの技術が搭載されているという。
僕はこう思った:
早くG3スピーカーの音声認識精度を体験してみたいものです。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。