車載向けAlexaデバイス「Muse」がクラウドファンディング中

現在、Indiegogoにて車載向けAlexaデバイス「Muse(ミューズ)」がクラウドファンディング中だ。

先日、Amazonの「Echo Dot」を車に乗せてドライブへ。フェラーリやオープンカーでの使い心地は?で車載Echoについてレポートしたが、専用品でなくてもハンズフリー操作のありがたみは体感できた。今回Museは車載専用ということでどこが優れているのか調べてみたい。




Muse – Alexa Voice Assistant for Cars

MuseはスマホとBluetooth接続して運転中もAlexaのサービスが使えるようにするデバイスだ。運転中の安全のためにハンズフリー通話ができるデバイスとして設計されたという。





本体に最高クラスのノイズキャンセリングマイクが搭載されるという。また本体パネルには操作キー、マイクのオン/オフボタンのみを搭載したシンプルな作りとなっている。オーディオ出力もあり車載オーディオに接続して使うことを想定し、本体は小型設計だ。





バッテリーを内蔵せず、車のシガーソケットに接続して電源供給するのは車載専用品らしいところだ。またスマホも充電できるようにデュアルUSBとなっているのはありがたい。

本体キットには、このデュアルUSBシガーソケットチャージャー、マウントキット、ケーブルが付属する。キットを買えばスマホと車以外追加で必要なものはない。



マウントキットは、車載のための専用磁気マウントで3分かからず車のダッシュボード、センターコンソール、または好きな場所に取り付けることができるという。



このMuseの価格は1台40ドル〜50ドル。プロジェクトは残り22日、15,000ドル目標に対して、既に48,000ドルの320%達成となっている。日本語対応や日本への発送は明記されていないが、Alexa日本語版に合わせて日本でも発売されてくれないだろうか。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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