【Voicebot.ai調査】Amazon Echoオーナーに聞いたら、画面付きAmazon Echoが欲しい人は半数以上

Voicebot.aiがAmazon Echoオーナーに対して、DecibelAppsが開発した投票スキル「Top Poll」を使って集計した結果を発表した。今回はこのアンケート結果を紹介する。




Voicebot.aiの投票調査

質問はEcho所有台数、ディスプレイ搭載Echoの購入意向、Echoでの音楽再生についての3問。調査自体がAlexaスキルによるものなので100%がAmazon Echoオーナーなのは間違いないだろう。ただし、このアンケートの仕組み上、Alexaスキルを使いこなしているリテラシーが高いオーナーに偏っている可能性はあると思う。



あなたは何台のAmazon Echoを所有していますか?

Photo: voicebot.at

Echo所有台数は1台が43%、複数以上が57%という結果となった。

注目なのは3台が25%、4台が6%、5台以上が13%と多くいるが、これは1台買うと便利と感じて複数台購入つながっていくものと考えられる。



Echo ShowやEcho Spotなどディスプレイ搭載のEchoを買う可能性はどのぐらいありますか?

Photo: voicebot.at

まだディスプレイなしのEchoを使うユーザーが多いのが現状だが、今後タッチディスプレイ搭載のEcho ShowEcho Spotを強く求めるのは51%と過半数を超えた。

いらないと回答したのはわずか7%で、基本的にはディスプレイ搭載モデルが求められていることがわかる。



先週、Amazon Echoで音楽を聴きましたか?

Photo: voicebot.at

過去1週間で音楽をEchoで聞いた人は54%と過半数を超えた。これは過去様々な調査でも音楽再生が上位となっていることを裏付ける結果となった。


またロボスタ編集部では過去に以下のようなレポートを紹介してきた。あわせて参考にしていただければと思う。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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