【祝】Amazon Echo ShowでYouTubeが復活!(ただしUI/UXは劣化)
Echo Showオーナーに朗報だ。2017年9月末に「GoogleがAmazonに喧嘩売る? Echo ShowでYouTube配信をストップ」でお伝えしたとおり、Amazon Echo Showは突如YouTubeを見ることができなくなった。そしてついに2017年11月21日より再びYouTube視聴可能になった。
復活したYouTube
もともと、Amazon Echo ShowのYouTubeの表示方法は、Googleから言わせれば「利用規約違反であり、ユーザーエクスペリエンスが壊れている」ものであった。今回の再開されたYouTubeの表示はもちろんGoogleの規約をクリアーした形となっている。
結果、表示はWEBのYouTubeに近いデザインとなった。
UI/UXは劣化している
もともとの画面表示はすっきりしており、音声UIを前提とした作りとなっていた。
一方、再開した画面はvoicebot.aiによれば、一部操作にタッチが必要になっていたり、完全なフルスクリーン表示にならないという。音声UIが前提となっていない実装はUI/UXは劣化したと言わざるをえないだろう。
他の動画サービスも対応へ
Amazonは今回のYouTubeの復帰に加えて、VimeoとDailymotionのサポートを開始したことも明らかにしている。そして今後さらに動画サービスのサポートを増やしていくという。
日本においてもEcho Showが導入され、日本の動画サービスも視聴できる日が来ることを期待したい。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。