Androidの父、アンディ・ルービン、新会社Essential Productsから去る?
Androidの父、アンディ・ルービンが、Essential Productsを離れる? そんな衝撃的なニュースが話題になっている。
Essential Products社は現在スマートスピーカー(AIスピーカー)のEssential Homeの開発を進めているスタートアップ。そして、著名なアンディ・ルービンが創業者かつCEOであるということもあって、次世代デバイスとして非常に期待されている製品だ。そんな中、一体何が起こったのだろうか。
The Information / Android’s Andy Rubin Left Google After Inquiry Found Inappropriate Relationship
報じたのはThe Information。報道によれば、アンディ・ルービンはGoogleで勤務中、部下の女性と不適切な関係を築いたとしてGoogleに調査され、結果的に2014年にGoogleを退職したという。
このニュースが報道されると同時に、アンディ・ルービンはEssential Products社に個人的な理由による休職を申請し、Essential Productsの役員もこれを認めたという。結果、現在彼には接触出来ない状態だが、代理のスポークスマンは「Googleでの関係はすべて合意に基づくものであり、Googleから処分を受けたことはない」と声明を発表したという。
もし、中心人物のアンディ・ルービンが去ることになれば、今後Essential Homeのブランディングやマーケティングに苦戦しそうだ。開発面においても2017年後半という発売予定のスケジュールも心配になってくる。
僕はこう思った:
事実はどうあれ、僕はEssential Homeの発売を期待せずにはいられないです。一刻も早く触ってみたい魅力があります。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。