GoogleがGoogle Home向け「タッチセンサーハードウェアエンジニア」募集中

スマートスピーカー(AIスピーカー)にディスプレイ搭載が当たり前になる時代もそう遠くなさそうだ。

AmazonはEcho Showに続けて小型ディスプレイ搭載のEcho Spotを発表し、そしてAmazon Echoオーナーの半数以上は画面付きAmazon Echoが欲しいという調査結果も出ている。GoogleもAmazon Echo Show対抗のディスプレイ搭載Google Homeの噂は定期的に浮上する状況にあった。

今回はそのGoogleの噂を裏付ける採用情報を紹介する。




Google Home タッチセンサーハードウェエンジニア募集中



GoogleがLinkedInにて「Touch Sensor Hardware Engineer, Google Home」のポジションを募集していることが明らかになった。

次世代のGoogleハードウェアを使用して最高のマルチタッチ体験を実現するのがミッションで、Googleハードウェアのタッチモジュール開発と統合をコンセプトから量産に導くという仕事内容だ。

最低資格としてコンシューマエレクトロニクス製品用のタッチセンサーモジュール開発の3年の実務経験とあるので即戦力を求めていることがわかる。



これはAmazon Echo Show対抗デバイスの開発が具体的に進んでいると考えられる動きと言えるだろう。GoogleはAmazon Echo Showに対してYouTube配信を停止予告しており、YouTubeも統合したタッチディスプレイ搭載のデバイスを自社で作る必要性も高まっていると思われる。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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