【Alexa Skill開発】Amazon Alexaスキルをよりユーザーに使ってもらうための7つのコツ
Alexa BlogにてAmazon Alexaのスキルをよりユーザーに使ってもらう、知ってもらうためのコツが紹介された。
How to Increase Customer Engagement with Your Alexa Skill
1. スキル名と呼び出し名を最適化する。
スキルの目的と価値が伝わる名前をつける必要がある。またスキル名とスキルの内容を一致させることで、ユーザーが誤解しないように心がける。さらに、スキル名はユーザーが覚えやすいことも重要で、長い、発音しづらい、覚えにくいのは避けるべき。
2. スキルの説明を明確にする。
Alexaスキルストアには現時点で日本で344件、米国には24,000以上のスキルが存在している。多数のスキルの中から選ばれるためにも、スキルの説明は重要な要素になっている。スキルの説明は、スキルの価値をはっきりと明確に書かれていることを確認する必要がある。スキルを発見するのに必要なキーワードを含めることもポイント。スキルの内容を定期的に更新する場合、その更新頻度も説明に盛り込むことも重要。
3. スキルアイコンで差別化する。
スキルストアでは説明文とともにスキルのアイコンが表示される。アイコンは他のスキルと区別するためにも重要な要素のひとつ。美しく、注目を集めるデザインが求められる。単に派手にすることではなく、思慮深く直感的なデザインが重要。
4. 自分の知り合いに電子メールでスキルを伝える。
新しいユーザーを獲得するのに最も簡単な方法は、あなたが新しいスキルを作ったことを知り合いに知らせること。友人、家族、同僚などにスキルのリンク、スキルのトリガーワード、サンプルのやりとりなどを伝えることで、ユーザーは増やせる。
5. 自分の電子メールの署名でスキルを宣伝する。
自分の電子メールの署名部分にスキルの説明を追加することで、宣伝することも手っ取り早い方法の一つ。
6. 自分のWEBサイトでスキルを宣伝する。
新しいAlexaスキルの紹介やお知らせを伝えるのに、自身でWEBサイトを運営しているのであればそれを利用しない手はない。どんなスキルで、何故それを作ったのかを伝えることでユーザーが増やせる。
7. ソーシャルメディアでスキルを宣伝する。
広めたいスキルをソーシャルメディアで投稿することで、拡散される可能性がある。スキル利用時の動画をFacebook、Twitter、YouTubeに投稿するのが簡単だ。動画は短めで、スキルの魅力と起動方法を伝えるものにすることが重要だ。
以上、当たり前と思うこともあるが、スキル開発者は上記のコツを一度見直してみることをオススメする。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。