AIスピーカー、購入時に重視するポイント1位は「機能」?それとも「価格」?
アイロボット社が提供するスマートフォンアプリケーション「iRobot HOME」に対応した「ルンバ」が、Google アシスタントを搭載した「Google Home」でのサポートを開始。これを機に、同社では、全国の20代~40代の男女600名を対象とした「AIスピーカーに関する意識調査」を実施した。
なお、ルンバはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)のWi-Fiネットワークに接続することで、iRobot HOME アプリの使用が可能となり、すでにAmazonが提供する「Amazon Echo」などを含めたスマートスピーカー(AIスピーカー)に話しかけるだけで「ルンバ」を使えるようになっている。
AIスピーカーの知名度は約6割
・AIスピーカーの知名度は約6割。一方で、機能も理解しているとの回答は15%にとどまる
・AIスピーカーの購入基準は、1位:機能、2位:値段、3位:ブランド
AIスピーカーを使って行いたいこと1位は家電の操作
・両手がふさがっているときに音声で操作ができたら便利だからとの回答が大多数!
約3人に1人がロボット掃除機の「ルンバ」を音声で操作してみたいと回答
・年代別では30代が最も高く、3割以上が「ルンバ」の音声操作に関心があると回答
・今後「ルンバ」とAIスピーカーで連携してほしい機能は、音声でのスケジュール操作やいつ掃除が終了するかを音声で教えてくれる機能!
調査結果概要 | アイロボットジャパンPR事務局調べ
AIスピーカーに関する質問では、約6割がAIスピーカーを知っていると回答。一方で、名前も機能も知っている(15.0%)、名前は聞いたことがあるが、機能まではよく知らない(45.3%)、全く知らない(39.7%)とAIスピーカーの使い方や機能まで全てを認知している人はまだ15%にとどまる。
また、購入済みまたは今後使用してみたいと思われるAIスピーカーのメーカーを聞いたところ、主な回答として「Google」(50.8%)、「Apple」(36.9%)、「SONY」(35.7%)、「LINE」(33.6%)、「Amazon」(30.3%)であることが分かった。
その際、AIスピーカーを選ぶ際の購入基準は、機能(48.1%)、値段(43.6%)、ブランド(35.4%)と回答、また僅差の4位で、連携する家電やサービスの種類(34.2%)となった。中でも「Google」を選んだ人では、機能、値段に続き、連携する家電やサービスの種類を重視していることが伺える結果だ。
次に、AIスピーカーを使って行いたいことを聞いたところ、主な回答では、家電の操作(66.0%)、音楽再生(58.6%)、天気予報、交通渋滞、ニュースなどの読み上げ(53.3%)、インターネット検索(質問と回答)(52.0%)であることが分かった。
最後に、ロボット掃除機「ルンバ」を音声で操作してみたいかという質問に対しては、既に「ルンバ」を所持し、「ルンバ」を音声で操作してみたいまたはする予定(2.0%)、現在「ルンバ」を所持していないが、今後「ルンバ」を所有し音声で操作してみたいまたはする予定(26.8%)と全体の約3割が「ルンバ」の音声操作に関心を持っているとの結果であった。
その他、自由回答の設問と結果は以下の通り。
《主な自由回答》
・家事をしているタイミングなど両手がふさがっているとき
・料理中、手がふさがっている時
・両手がふさがっているときに家電製品を操作したい
・両手がふさがっている状態で調べものをしたいとき
・入浴中に室内エアコンの操作などをしたい
・家に居て何もしたくないとき
・操作が手間なとき
・出かける前や調べ物をする時
・暇な時に話し相手として使う
Q:AIスピーカーを使って、ロボット掃除機「ルンバ」で使用してみたい機能がありましたら、お答えください。
《主な自由回答》
・開始時刻のセット
・掃除の予定を指示したい
・履き残しがあったら戻れとか、そこを要点的にやってとかお願いできればしたい
・場所を指定して重点的に掃除してもらう
・指定した時間に指定した場所を掃除する
・子供達の食べこぼしが出た際に動いて欲しい
・床に何かをこぼした時にルンバを音声で呼べたら便利
・あと何分で終わるのか聞いたら教えてくれると助かります
・床1平方メートルあたりのダニの量を教えてくれる
▼ 調査概要 | アイロボットジャパンPR事務局調べ
調査エリア | 全国 |
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調査対象者 | 20~49歳の男女 |
サンプル数 | 600 |
調査期間 | 2017年11月21日~22日 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
アイロボット公式サイト