ココン、動作拡大型スーツ開発のスケルトニクスへの資本参加を発表
2017年12月21日
By ロボスタ編集部
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サイバーセキュリティ領域を中心に事業を展開するココン株式会社は、エンターテイメント領域に特化した動作拡大型スーツを開発しているスケルトニクス株式会社へ資本参加したことを発表した。
併せてスケルトニクス社が発行する転換社債型新株予約権付社債(CB債)の引受けを行うことを決議したと発表している。
スケルトニクス社は、身体機能の拡張によって「進化した人類」を創造する外骨格のクリエイター集団。高専ロボコン全国優勝を果たした沖縄高専のメンバーにより発足後、半年で初期モデルを完成させ、各種メディアに取り上げられた実績を持っている。また、グッドデザイン賞、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦のほか受賞も多数。「究極の外骨格を創る」という使命を掲げたスケルトニクス社は、動作拡大型スーツ「スケルトニクス(R)」のバージョンアップの他、様々な産業分野への活用検討、パワードスーツの研究開発などを行っている。
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ココン社は、スケルトニクス社が発行する株式の一部を取得、並びにCB債の引受けを行うことにより、CB債転換後においてスケルトニクス社の発行する株式の約51%を取得する。なお、ココン社は、既存事業であるサイバーセキュリティ関連事業を主力事業と位置づけており、人間拡張分野は研究開発段階の分野として向き合っていくという。スケルトニクス社は、これを機にココン社およびそのグループ各社との連携を強化し、事業拡大及び研究開発を一層加速していくとしている。