2018年1月3日、アメリカのメディアストリーミング大手企業のRokuがCES2018にて独自の音声アシスタントシステムを含むOSをサードパーティーに向けて公開し、エコシステムを構築していくと発表した。
プレスリリースによれば、Roku Connect、Roku OSをサードパーティーにライセンス提供することで、スマートTV、スマートサウンドバー、スマートスピーカーへの「Roku Entertainment Assistant」搭載を容易にするというもの。
ストリーミングデバイス市場では、RokuのライバルとしてAmazon Fire TV、Chromecast、Apple TVなどが存在している。このライバル各社は自社の音声アシスタントやエコシステムを構築しており、Rokuはこれらに対抗するためにも独自のシステムが必要となったということだろう。
ロボスタ / 音声アシスタント特集
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。