スマートスピーカーの台頭によって、音声コンテンツが再び注目を集めそうだ。
音声放送参入を支援する音声ITベンチャーの株式会社Voicyは、PCやスマートフォン、スマートスピーカーに配信される同社運営のボイスメディア「Voicy」上にて「毎日新聞チャンネル」、「スポニチチャンネル」を新たに開設する。
ボイスメディア「Voicy」は簡単に音声を録音することができ、多端末へ配信できるしくみを持つ。
Voicyについて
「Voicy」は、音声放送プラットフォームとボイスメディアだ。前述のように簡単な録音・配信システムと、多端末への配信の仕組みによって、これまで多くの活字メディアやラジオ局、芸能事務所などと連携してきた。
プロのアナウンサーや声優、お笑い芸人、ビジネスの専門家、趣味の豊富な一般人など、オーディションで選ばれたパーソナリティたちが、ニュース、アニメ、英語、フリートーク、業界の裏話などを”ながら時間”・”すきま時間”に楽しめる温かみのある声で発信している。
https://voicy.jp/
同サービスにより、利用する企業は、手軽な配信方法で「声」による新しいリーチ経路の獲得により顧客層を拡大し、人の声が持つ温かみでリスナーの生活を彩る新しい価値体験の提供が可能。
また、ユーザーにとっても、Voicy上のコンテンツが最新のスマートスピーカー「Google Home」や「Amazon Echo」からも配信できるため、音声特有の”なにかしながら”、得られる新たな情報収集手段となる。
毎日新聞公式チャンネル・スポニチ公式チャンネルについて
今回の取り組みは、全国紙の「毎日新聞」と「スポニチ」が、「Voicy」の強みである『スマートフォン1つで手軽に録音配信できる利便性』、『スマートスピーカーやアプリなど多様な端末で再生できる拡散性』、『人の声が持つ温かみでリスナーの生活に彩りを与える人間性』を利用し、各紙の豊富な情報コンテンツを声で彩ることで、社会に新しい価値を創造することを目的に実施。
政治、経済、社会、スポーツやエンターテインメントなどから、その日の注目ニュースをパーソナリティの“人の声”によって届け、通勤時間や家事をしながら、就寝前のひととき、ラジオのようにBGMとしてなど、ニュースとの新しい出会いを提案する。
パーソナリティの公募
今回の公式チャンネル開設に伴い、同チャネルのパーソナリティの募集を開始。一般公募により各紙のアンバサダーとして活躍するパーソナリティを決定する。
オーディションや活動内容の詳細はVoicy応募サイトに掲載されている。
スマートスピーカーの登場によって、ニュースや業界情報など、音声コンテンツの需要が高まりそうな気配だ。ウェブではテキストや画像によるオウンドメディアが増えたように、音声コンテンツのオウンドメディアの展開にも注目すべきかもしれない。
https://corp.voicy.jp/audition/m_s/
株式会社Voicy