ついにトヨタ車にAmazon Alexa搭載モデル!北米で2018年から搭載へ
2018年1月9日、北米トヨタがCES2018にてAmazon Alexaのサポートについて発表を行った。
トヨタは2018年にToyota Entune 3.0 App SuiteとLexus Enform App Suite 2.0を搭載した一部の北米向けのトヨタとLexusの車種について、Amazon Alexaを搭載するという発表だ。さらに2019年以降、他のモデルにも展開を広げるという。
以下トヨタ、Amazonによるコメントだ。
Toyota Connected社長 / Zack Hicks氏
音声サービスは急速に普及している。今回のAmazon Alexaとの統合を通じて、トヨタとレクサスの顧客はすぐに車に乗ってAlexaと簡単に話すことができます。
Amazon Alexa Automotive製品責任者 / John Scumniotales氏
トヨタとレクサスがAlexaを顧客に届けてくれることを喜んでいる。Alexaのビジョンは、自宅、オフィス、電話機、車内のどこでもユーザーが必要とすることです。今回の統合により、顧客は車内にいてもAlexaと対話できるようになります。
北米以外のトヨタ車の音声アシスタントもAlexaになっていくのかどうかは現時点では発表されていない。北米同様の展開となるのか、動きがあればまたお知らせしていく。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。