ロボット「ユニボ」の専用ユニフォームが販売開始 会社の作業服を模したデザインも

ユニロボット株式会社は、同社が開発するコミュニケーションロボット「ユニボ」が着用する専用ユニフォームの販売を開始しました。ユニボは、デスクトップ型のコミュニケーションロボット。持ち主との会話を重ねることで人間の個性を学習し、独自のレコメンドエンジンによりその人に合わせた意思決定支援を行うことができます。

現在ユニボは法人向けの販売及び、個人向けの予約販売も開始されており、昨年12月には富士通からソリューションパックで販売されることが発表されるなど、今年注目のロボットです。

そんなユニボの専用ユニフォームが販売開始されるということで、ロボスタに衣装が届きました。


標準のユニフォーム。色の変更ができるため、コーポレートカラーに合ったユニフォームを着せることもできる


ユニボの専用ユニフォームを製作するのは、Pepperやロボホンの公式衣装なども手がける、ロボット専門のユニフォーム会社「ロボユニ」。ユニボの機構を理解した上で、熱をこもらせない、マイクを聞き取りにくくさせないなどの工夫がされています。

また、今回のユニフォームはこれまでのロボット用の布製ユニフォームとは異なり、プラスチックでできた「ぱかっ」とはめるタイプの衣装です。3Dプリンタで出力し、そこにプラモデルの塗装職人の方が一つ一つ丁寧に色を塗っています。


スピーカーやマイクを邪魔しないような構造になっている

ロボットに服を着せることでガラッと印象も変わります。ユニボも、特に企業に導入する場合には、独自カラーのユニボにすることでお客さんの印象やロボットに対する愛着も変わってくるかもしれませんね。

定価は72,000円(税抜き)ですが、1月末までに予約することで1割引きのキャンペーンを適用することができるとのことです。予約は以下のURLより。


企業の特注ユニフォームも

ユニボは現在法人への導入が進められています。その導入企業の一つが135年以上の歴史をもつ東証一部上場のゼネコン・戸田建設です。戸田建設の筑波技術研究所受付にて、ユニボはいわゆる「受付ロボット」として活躍しています。そしてここでは、戸田建設の作業服を模した「特注ユニフォーム」を着用しているのです。


戸田建設 筑波技術研究所に導入されている、特注ユニフォーム着用の「ユニボ」

こちらが戸田建設の作業服

作業服を模しているため、戸田建設のヘルメットも着用している

腰のあたりに工具を入れるためのポケットもあり、細部までこだわっていることがわかる

こちらは特注で作られたユニフォームのため、一般向けに販売はされていませんが、今後このように会社の制服やロゴを入れた特注ユニフォームの需要が高まっていくのかもしれません。ロボットの広がりと共に、ユニフォームの分野も盛り上がっていくことでしょう。

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ロボスタ編集部

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