アイウェアとスマートグラス(メガネ)製品の大手サプライヤー「Vuzix」(ビュージックス)はAmazon Alexa対応のスマートグラスをCES2018で発表した。
AR対応のスマートグラス「Vuzix Blade」がベースとなっている。これはメガネ型のデバイスで、装着するとメガネのガラス上にコンピュータのメッセージやAR情報を表示することができる(フルスクリーン・シースルー・ディスプレイ)。操作はメガネのフレーム部分にタッチパッドが装備されていて、それを指で操作する方法がメインだ。800万画素のカメラを搭載していて、ワンタップで撮影できるので、シャッターチャンスを逃さないことも大きな特長のひとつ。
USBとBluetooth(無線)に対応、ノイズキャンセリング対応のマイクを搭載。AndroidとiOSに対応したアプリが用意されている。
Vuzix Bladeはどのような使い方ができるのか、同社のイメージ動画から具体例をピックアップしてみよう。
女性2人で自撮り写真を撮ってインスタグラムに投稿
イメージとしてはアップルウォッチの通知画面がスマートグラスにAR表示されているような感じだ。 (スマートフォンと連動して動作する)
スマートグラスをかけて
友達と会話しながら、インストグラムに二人の写真が投稿されたことが通知表示
SNS等の通知やメッセージがグラス画面上に表示されるほか、マップと連動すればルート案内等の通知も行われる。スマートフォンを見たり、ウォッチに視線を落とす必要もないので手軽だ。そのほか、カメラでの撮影、電話機能などが利用できる。
タップして画面を切り換えたり、着信に出たり、写真を撮影したり・・
別の男性がジョギングで使用、走るコースをセットして
ジョギングをスタート
道順を表示。曲がり角では曲がることを通知
もともとハンズフリーの度合いが高くて便利そうなスマートグラスだが、Amazon Alexaに対応することで、情報を声で検索したり、スマート家電を声で操作することができるようになると言う。
YouTubeに公開されているイメージ動画はこちら。