HomePodの最初の100万台がInventecの工場から出荷開始へ
2018年1月16日、Taipei Timesが「InventecがApple HomePodの出荷を開始した」と報じた。
2018年2月に出荷されるという噂の信憑性が更に高まったといえる。
記事によれば、HomePodの製造を担当するInventecが100万台のHomePodの工場出荷を開始したという。
HomePodの製造はInventecの他にFoxconnも担当し、2社合計で初年度に1,000万〜1,200万台を製造予定だという。この予想はアップル製品の予測を行うKGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏の予想と同じだ。
現時点でApple公式WebサイトではHomePodに関するリリース情報を更新してはいない。また、InventecとFoxconnもこの件についてはノーコメントだという。
今後HomePodの販売開始で先行するAmazon・Googleにどこまで対抗できるのか、そして日本への販売はいつになるのか、引き続き注目していきたい。
ABOUT THE AUTHOR /
中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。