2020年に名古屋で開催される人間とロボットが共生し協働する世界の実現を目指した「World Robot Summit」(WRS)。ロボット競技会「World Robot Challenge」と、ロボット展示会「World Robot Expo」で構成されます。
それに先駆けて、今年はプレ大会として「World Robot Summit 2018」が東京で開催されます。主催者である経済産業省とNEDO(※)は、WRSの公式キャラクターが「ドラえもん」に決定したことを発表しました。人とロボットの架け橋として、ドラえもんが大会をサポートするとのことです。
賞金総額は1億円以上
WRSの競技会「World Robot Challenge 2018」の賞金が発表され、賞金総額が1億円以上になることが解りました。
主な競技カテゴリーとして、「ものづくり」「サービス」「インフラ・災害対応」「ジュニア」が用意されています。「ものづくり」には「製品組立チャレンジ」種目のみですが、その他のカテゴリー内は複数の種目が設けられています。
賞金として下記が発表されています。
(ジュニア以外のカテゴリーに対して。ジュニアには賞品が授与される予定)
・製品組立チャレンジ
合計2,100万円
(1位:1,500万円、2位:500万円、3位:100万円)
・パートナーロボットチャレンジ(リアルスペース)
合計1,400万円
(1位:1000万円、2位:300万円、3位:100万円)
・パートナーロボットチャレンジ(バーチャルスペース)
合計1,400万円
(1位:1000万円、2位:300万円、3位:100万円)
・フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ
合計1,390万円(1位の中で優れた者に+100万円)
陳列・廃棄タスク
(1位:300万円、2位:100万円、3位:30万円)
接客タスク
(1位:300万円、2位:100万円、3位:30万円)
トイレ清掃タスク
(1位:300万円、2位:100万円、3位:30万円)
・プラント災害予防チャレンジ
合計1,400万円
(1位:1000万円、2位:300万円、3位:100万円)
・トンネル事故災害対応・復旧チャレンジ
合計1,400万円
(1位:1000万円、2位:300万円、3位:100万円)
・災害対応標準性能評価チャレンジ
合計1,400万円
(1位:1000万円、2位:300万円、3位:100万円)
> 賞金の詳細はこちら(公式ホームページ:PDF)
カテゴリーや種目によっては、応募受付が既に始まっています。
詳細は公式ホームページをご覧ください。
WRS2018 実施概要/募集要項
※NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構