今後、Googleアシスタントのウェイクワード「OK, Google」が変更できるかも?

9to5Google.comが最新APK「Google app v7.20」のコードを分析した結果、Google Assistantのウェイクワード(ホットワードとも言う)が変更出来る可能性があることを報じた。

Googleのウェイクワードについては「【OK, Google】どこまでいじくっても通じるのか?「◯ー◯ー、◯ー◯◯」」でさまざまな異なる言葉で起動できることをお伝えしたが、そもそもウェイクワードは変更可能である方がユーザーにとっては理想的だろう。


現状、Google Assistantのウェイクワードは国内では「OK, Google」または「ねぇ、Google」の2種類、英語圏では「OK, Google」または「Hey, Google」の2種類となっている。

今回の9to5Google.comの記事によれば、既存の2種類のウェイクワードはそのまま使え、さらにユーザーが事前に指定した任意のワードでも起動できるようになる記述がAPKのコードに含まれていたという。もちろん、APKにあったからといって、必ずしもこのままの状態でリリースされると決まっているわけではない。

スマートスピーカーを使う度にウェイクワードを毎回呼びかける現状において、このワードは特別な存在だ。是非、任意のウェイクワード設定対応のリリースを期待したい。


僕はこう思った:

ちなみに、Amazon Alexaの場合はAlexa、Amazon、Echo、Computerの4つからの選択式です。LINE Clovaの場合はClova、Jessicaの2つからの選択式です。どちらも任意のウェイクワードは指定できません。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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