
Amazonが2018年2月1日(現地時間)、2017年第4四半期の業績を発表した。
2017年第4四半期の売上高は605億ドル(38%増)、営業利益は21億ドル(69%増)、2017年通期でも、売上高は1,779億ドル(31%増)、営業利益は41億ドル(2%減)を記録した。
2017年には、世界中で50億以上のアイテムが出荷されたという好調ぶりだ。
ジェフ・ベゾスCEO
2017年のAlexaの見通しは非常に楽観的だったのだが、それをはるかに上回る実績となった。
このレベルの驚くべき結果はめったにおこることではない。様々な企業や開発者がAlexaの採用を加速している重要なポイントに達した。
ロボスタとして注目はAmazon Echo / Alexa関連のトピックスだ。以下プレスリリースの中からトピックスを一部抜粋。
・スキルストアは、30,000以上のスキルを提供。
・Alexa対応のスマートホームデバイスは1,200ブランド、4,000デバイス以上。
・Alexa Voice Serviceの採用が拡大し、PCや車への統合が進んだ。
・開発者向けにAlexa Mobile Accessory KitやAlexa Premium Far-Field Voice Development Kitなどの新しいツールや開発キットを導入した。
次の2018年第1四半期決算でAmazon Echo / Alexaがどのように語られていくのか引き続き注目していきたい。
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中橋 義博
1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。