Apple HomePodの対応オーディオソース、オーディオフォーマットは?
2018年2月9日に出荷が始まるApple HomePod。今回はその公式スペック表からHomePodの音楽対応をみていく。
Audio Sources
・iTunes Music Purchases
・iCloud Music Library
with an Apple Music or iTunes Match subscription
・Beats 1 Live Radio
・Podcasts
・AirPlay other content to HomePod
from iPhone, iPad, iPod touch, Apple TV, and Mac
基本的にAppleユーザーが使っていたオーディオソースをフルカバーしていることがわかる。
競合となるAmazon MusicやGoogle Play Musicに対応していないことは当然としても、Spotify、Pandora、TuneIn、iHeartRadioなどの他社サービスに対応していないことはネガティブに思う人がいるかもしれない。
Audio Formats
・AAC (16 to 320 Kbps)
・protected AAC (from iTunes Store)
・MP3 (16 to 320 Kbps)
・MP3 VBR
・Apple Lossless
・AIFF
・WAV
・FLAC
他社同様ハイレゾ音源の再生にも対応していることがわかる。
音楽周りのスペックを見る限りHomePodは高音質にこだわるApple Musicユーザーにとって現時点でベストなスマートスピーカーといえそうだが、実際の評価は日本語版実機が登場するのを待ちたい。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。