アップル、従業員向けに自社スマートスピーカー「HomePod」を50%割引で販売へ
2018年2月3日、ブルームバーグのMark Gurman記者が「Appleの従業員はHomePodを50%割引で購入できる」とツイートした。
Good news for Apple employees: the HomePod will be 50% off for next two months. They previously did this for the Apple Watch when it launched.
— Mark Gurman (@markgurman) 2018年2月3日
このつぶやきによれば、今後2ヶ月間、Appleの従業員はHomePodが半額で購入できるという。この手の取組はApple Watch登場時にも行われていた施策だ。予想より売れていないからというよりは、新しい製品を従業員に使ってもらうことに主眼が置かれているのかもしれない。
スマートスピーカー市場では高価格帯に位置するHomePodの価格は米国で349ドル(日本円でおよそ38,400円)。これが半額になればライバルのAmazon EchoやGoogle Homeと比較して少し高い程度の価格となる。
Appleの従業員人数は2017年で123,000人、このうちどれだけの従業員が購入するのだろうか。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。