【HomePodに朗報?】アメリカでApple MusicがSpotifyのユーザー数を追い抜くペースで成長中

2018年2月4日、THE WALL STREET JOURNALがApple MusicとSpotifyの米国でのアカウント数について報じた。Apple Musicのユーザー数増加は他社を凌ぐペースだという。

音楽ストリーミングサービスはスマートスピーカー(AIスピーカー)の主要コンテンツとなっており、このApple Musicのユーザー増加傾向が今後のHomePodにとって有利に働くのか注目される。というのもApple Musicをそのままシームレスに使えるスマートスピーカーはHomePodだけだからだ。



報道によれば、Apple Musicの米国のアカウント数は毎月5%増加しており、一方最大手のSpotifyは2%の増加だという。このペースで成長が続けば毎月3%はApple Musicがシェアを拡大していく計算となり、今年の夏には米国でのアカウント数は逆転してApple Musicが最大の音楽サービスとなるという。

なお、世界全体でみれば依然Spotifyが圧倒的なシェアを誇っている。先月の時点でSpotifyの加入者は7,000万人、Appleは3,600万人とおよそ倍の開きがある。



Image: Music Industry Blog

以前ロボスタでお伝えした2017年6月時点での「世界のストリーミング音楽サービスのシェア」においても、SpotifyとApple Musicではおよそ倍の開きがあり、2018年1月においてもこのシェアは大きくは変動していないことになる



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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