インテルが開発中のスマートグラス「Vaunt」はAlexa搭載かも?
2018年2月5日、Intelが開発中のスマートグラス「Vaunt」をTHE VERGEが報じた。
VauntはGoogle Glassなどのスマートグラスと異なり、本体にカメラは搭載していない。その結果、外見極めて普通のメガネに近いものになっている。これなら普段していても違和感が少なさそうだ。
情報を表示する仕組みも透過ディスプレイではなく、網膜投影を採用。もちろん目を痛めることのないレベルでの投影になっているという。
ロボスタとして気になるのはこのスマートグラスの制御方法だ。現在のプロトタイプはタッチとジェスチャーによる制御だが、Intelはインタビューの中で、Alexaとの統合は自然であると明言している。
気になる発売時期は現時点では未定だが、2018年後半に開発者向けプログラムを立ち上げる予定だという。
ロボスタでは音声アシスタント搭載のスマートグラスについて以下の通りお伝えしてきている。スマートスピーカー、スマートヘッドホン・イヤホンの次はウェアラブルデバイスへの組み込みがトレンドになるのかもしれない。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。