「Pepper」と「Alipay」で無人化 浅草に中国人観光客向けもてなしカフェが期間限定オープン
ネスレ日本は、訪日中国人観光客向け「ネスカフェ 和もてなし 無人カフェ」を本日2018年2月9日(金)から25日(日)までの期間限定で、浅草の「まるごとにっぽん」3階にオープンする。
カフェ内では、ネスレの IoT 対応コーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty]」、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」などが連携し、注文の受付、コーヒーの提供を無人で行う。また今回設置する「Pepper」には中国最大手のデジタル決済サービス「Alipay(アリペイ)」や中国語対応アプリも導入し、中国人観光客の呼び込みやお土産を購入する際の決済を無人で行うなど、「Pepper」が中国語での接客を行なうという。
店舗をオープンする背景には、訪日外国人観光客の増加とその中でもとりわけ割合の高い中国人観光客の存在がある。日本の食や文化への関心も高まっていることに加えて、中国では「コーヒーを飲用する習慣も急速に拡大している」とネスレは述べている。
「ネスカフェ 和もてなし 無人カフェ」では、日本のコーヒー文化を牽引し、日本各地のホテルやレストランでも提供されている「ネスカフェ ゴールドブレンド」や「ネスカフェ 香味焙煎」などの”メイドインジャパン ネスカフェ”を試飲することができ、お土産品としても購入できるほか、春節をお祝いするサービスも提供する訪日中国人観光客向けのカフェとなっている。
ネスレは、「外食店・小売店などサービス産業における人手不足や、訪日外国人観光客への接客対応などの課題を解決する新たな接客サービスを、当カフェで試験的に導入します」と述べている。
・期間 2018年2月9日(金)~25日(日)10:00~17:00 ※2月19日(月)は休業日
・場所 「まるごとにっぽん」3 階(所在地:東京都台東区浅草 2-6-7)
・サービス内容
(1) ”メイドインジャパン ネスカフェ”を無人で提供
(2) 春節のお祝い風習[拜年]と連動した写真撮影・くじ引きのサービス
(3) お土産の購入を無人で決済
(4) 春節をテーマにしたコラボレーションメニューの提供