Samsung Bixby開発責任者がGoogleへ移籍
2018年2月16日
By 中橋 義博
サムスンのAI音声アシスタント「Bixby」の開発を率いてきたインジョン・リー氏がGoogleへ移籍したことを自身のLinkedInで明らかにした。
インジョン・リー氏はサムスンモバイルでCTOを努め、Bixbyにおいては開発責任者としてプロジェクトを推進してきた人物。
インジョン・リー氏は2017年12月にサムスンを去り、2018年2月よりEIR(Entrepreneur-In-Residence、客員起業)としてGoogleに移籍した。
Googleではクラウドコンピューティング部門で家庭/ビジネス両方のIoTブロジェクトを担当予定。IoTを持続可能で収益性の高いビジネスに発展させることを目指すという。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。