【ビデオリサーチ調査】AIスピーカーはシニアにうける？

ビデオリサーチが「Senior＋／ex」のサマリーレポートの最新版を発表した。

音声検索機能の利用動向が年代別にまとめられており、それが非常に興味深い結果となっていたので紹介したい。

音声検索は音声アシスタント・スマートスピーカー（AIスピーカー）が普及すればするほど増加すると予想される注目分野だ。

今回のビデオリサーチの調査結果は、東京50km圏の12～74歳の男女1,611人をを対象にしたもの。

スマートフォンの「音声検索機能」は若年層よりシニア層での利用率が高いということがわかったという。いうまでもなくデジタル関連の利用率は通常シニア層に比べて若年層のスコアの方が高い傾向にあるが、こと音声検索については年齢が上がるとともに利用率も高くなる傾向がグラフからも明らかに読み取れる

この理由として、シニア層は老眼や指先の鈍化などの身体能力の衰えによりスマートフォンでの文字入力が楽ではなく、音声による操作の方が好まれると考えられるという。

今後スマートスピーカーの普及の鍵は、スマートフォンでの音声検索に慣れたシニア層が握っているのかもしれない。

ロボスタ編集部では過去に以下のようなレポートを紹介してきた。あわせて参考にしていただければと思う。

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