Appleの新AirPodsは「Hey Siri」で起動するハンズフリー対応、さらに防滴対応モデルも検討中か

2018年2月22日、ブルームバーグがAppleのAirPods次期モデルについて報じた。



Appleはウェアラブル事業を強化するためワイヤレスヘッドホンの「AirPod」のアップグレードに取り組んでいるという。


2018年モデル

現行AirPodsはSiriの起動のためにダブルタップ操作が必要だが、新しいAirdPodsは「Hey Siri」の音声発話で起動できるようになるという。

具体例としては、AirPodsでボリュームを下げるためには、本体をダブルタップ、チャイム音を待って、その後Siriに「ボリュームを下げて」と伝える必要があったが、今後「Hey Siri, ボリュームを下げて」というだけでいい。

iPhoneやHomePodと同様にハンズフリーでSiriを呼び出せるのは、音声デバイスとしてはより魅力的になるといえる。

またハードウェア面では、無線チップもアップデートされるという。


2019年モデル

次期モデルは防滴モデルとなるという。記事によれば水没を想定しているのではなく、雨の中で壊れないといったものになるようだ。




アップルの広報担当者はコメントを拒否しているというが、また続報あり次第お伝えしていきたい。


僕はこう思った:

現状のAirPodsでもーザー満足度は驚愕の98%という人気商品。売上もNPDグループのレポートによれば米国2017年前半のワイヤレスイヤホン市場において、売上シェア85%とAirPodが大人気。これがハンズフリーで操作できるようになればさらに圧倒的なポジションを確立しそうです。

また、販売が予告されていたワイヤレス充電できるAirPodsのケース、早く登場して欲しいところです。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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