【Alexa搭載デバイス開発向け】「XMOS VocalFusion Stereo Development Kit」登場!

2018年2月26日、Amazon voice service (AVS) 開発キットの新ラインナップとして「XMOS VocalFusion Stereo Development Kit for Amazon AVS」が登場した。


そもそもAmazon Alexa voice service Development Kitとは?

既にロボスタではAlexa Voice Service(AVS)およびその開発キットについて紹介してきた。詳しくは上記記事を参照いただきたいが、簡単に言えばAlexa搭載製品の開発者向けに、チップセット、音声処理テクノロジー、AVS APIを活用したクライアントソフトウェアをセットにして、開発コストをかけずに商用レベルの音声デバイスを構築するためのキットだ。

既に8種類のAVS開発キットがラインナップされおり、「Hands Free(近くで声で呼びかけ)」、「Far Field(遠くから声で呼びかけ)」のいずかの音声モデルに対応している。


新登場のXMOS VocalFusion Stereo Development Kit for Amazon AVSとは?

スリムな筺体、壁掛けのデバイスの開発を前提としたキットで、スマートテレビ、サウンドバー、セットトップボックス、デジタルメディアアダプタなどを想定しているという。

部屋の中央に置くのではなく、壁側に設置し、片側からの遠方音声に配慮した4マイクロアレイを搭載している。

価格は499ドル、日本円でおよそ53,420円だ。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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