PepperがGoogle Homeに話しかけると人間はハッピーになる ?!

コミュニケーションロボットのPepperとスマートスピーカーのGoogle Home Miniを組み合わせる事例が「Project Linking」で発表された。

Project Linkingは、IoT(Internet of Things)の拡大・発展を目指して、NTTドコモをはじめとする国内の企業が複数連携して立ち上げたプロジェクトだ。


この事例を発表したのはロボスタではおなじみのロボットパートナーの太田智美氏。

ロボットがスマートスピーカーに指示をすることでIoTデバイスを制御するというもの。動かないスマートスピーカーに話かけるより、ロボットに話かけるほうが良いと考えて作ったという。

まず必要なものとして、Linkingデバイス(Sizuku 6X)、クライアントのスマートフォン、サーバー、ロボット(Pepper)、スマートホーム(Google Home Mini)、スマーライト(Philips Hue)を用意する。

これらを組み合わて、玄関の扉が開くとSizuku 6Xが検知、PepperがGoogle Home Miniに声を掛け、Google Home MiniとPhilips Hueが連携して部屋の明かりをつけてくれるといった仕組みを実現するという。


実際の動画も公開されている。想定通りに実現できているのがわかる。実に未来だ。




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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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