調理ロボットシステム開発のコネクテッドロボティクス,東京農⼯⼤学と共同研究契約を締結

調理ロボットシステムの開発販売を⾏うコネクテッドロボティクス株式会社は、3⽉1⽇付けで東京農⼯⼤学 ⽔内研究室と共同研究に関する契約を締結したこと発表した。

今回の共同研究では、調理を含むキッチンの様々な仕事をアームやハンドを持つロボットが⼈間のようにスムーズに実現することを目標としている。

東京農工大学の⽔内准教授は、過去にパナソニック株式会社とキッチンアシスタントロボットに関する共同研究をしており、近接、触覚、⼒覚など複合的なセンサによるマニピュレーションに関して知⾒を有している。⽔内研究室のこのような知⾒と、コネクテッドロボティクス社が持つ、産業⽤アームロボットの制御技術や視覚に関する技術を融合して、調理やキッチンに関するさまざまな技能(⾷器や⾷材を適切につかむ、焼く、盛り付ける、液体を注ぐ、切る、混ぜる、振る、など)をライブラリ化し、飲⾷業および家庭での労働をロボットによって⾃動化することに取り組んでいるという。

同社は、現在たこ焼きロボット「OctChef」の開発を行なっており、今後はそれ以外の調理ロボットへの展開を目指している。

以前当媒体で掲載した、同社の代表取締役 沢登哲也氏へのインタビュー記事の中で、沢登氏は、たこ焼き以外への進出について「牛丼、寿司、カレーですね」「いずれは海外に進出したい」と語っている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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