2018年3月12日から14日の3日間、東京・台場のプラザ平成(東京国際交流館)で「Science Robotics Meeting in Japan 2018」が開催される。主催は1880年創刊の米国Science誌。
「Science Robotics Meeting」は世界で初めて開催されるもので日本での第一回目開催となる。目的はロボティクス技術の牽引国である日本で内外のエキスパートが一堂に会し、今世紀のキーテクノロジーであるロボティクス技術について科学と産業が交差する領域でロボティクス技術の可能性とチャレンジ、そして課題を明らかにすること。ロボットやロボティクス技術が社会や生活に大きな影響を与えつつあるが、同イベントではこうした現状を俯瞰する目的もあるのだという。
豪華なスピーカー陣
開幕記念講演は、Science Roboticsの創設者であり、Imperial College Londonの教授でもあるGuang-Zhong Yang氏が務める。講演にはボストン・ダイナミクス CEOのMarc Raibert 氏や、マイクロナノロボット研究の東京大学 生田幸士教授、iRobotの創設者の一人でありRethink Roboticsの創設者でもあるRodney Brooks氏、ロボ・ガレージ代表取締役のロボットクリエイター高橋智隆氏など、豪華な顔ぶれが並ぶ。
展示会場も併設されており、富士通のコミュニケーションロボット「ロボピン」や、デンソーウェーブ及びベッコフオートメーションによる「双腕型マルチモーダルAlロボッ卜」、セイコーエプソンの「自律型双腕ロボットW-01」など実機が展示される他、アクチュエータやミドルウェアまで、最新のロボティクス技術が並ぶ予定だ。
同イベントは、原則的に招待制となっているが、一般参加も可能。人気の高いセッションに関しては抽選となるため、「早目のご登録を」と呼びかけている。