Amazon.co.jpは、スマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズで利用可能なAlexaスキルの2018年2月の人気ランキングを発表した。
Alexaスキルは、企業や個人の開発者が日本のユーザーのためにそれぞれの知識をAlexaに対応させ、様々な情報やサービスとして提供しているもので、その数は継続的に増えている。ユーザーはPCやスマートフォンなどの端末上でAlexaアプリ内にある多種多様なスキルの中から、利用したいスキルを選んで有効化することにより、Alexaで利用できる機能をご自身のライフスタイルに合わせてカスタマイズ可能だ。
2月のAlexaスキルベスト10は以下の通り。
1位 radiko.jp
2位 ピカチュウトーク
3位 LinkJapan
4位 豆しば
5位 クックパッド
6位 駅しりとり powered by 駅すぱあと
7位 野村証券
8位 Yhaoo!ニュース
9位 Yahoo!天気・災害
10位 カラオケ JOYSOUND
上位5スキルには、1位:radiko.jp、2位:ピカチュウトーク、4位:豆しばと前月に続きトップ5入りを果たしたスキルの他、3位にLinkJapan(スマートホーム)、5位にクックパッド(料理レシピ)がそれぞれ前月の13位、12位から上昇し、初めてトップ5入りを果たした。
スマートホーム・スキルは、LinkJapanのほか、スマート家電コントローラも前月の圏外から11位に大幅にランクを上げている。これまでは、音楽やゲーム、ユーモアのスキルなど、娯楽目的のスキルが上位を占めていたが、音声で家電機器の操作ができる実用性の高いスキルが初めて上位に入り、「Alexaを活用したスマートな生活が浸透し始めていると言える」とAmazonは分析している。
クックパッドは2月よりスキルの利用可能対象者が無料会員へと拡大したことにより、利用者が大きく増え、12位から5位へとランクが上がった。また、2月には注目のスポーツ競技が繰り広げられたことにより、タイムリーに競技結果を伝えるYahoo!ニュースを利用するユーザー増え、16位から8位に上昇している。
このほか、Alexaに対してプッシュ通知で最新情報やメッセージを送信する機能の提供を2月15日に開始したYahoo!天気・災害(前月18位→9位)とJR東日本 列車運行情報案内(同20位→17位)の2つのスキルもともに順位を上げた。
なおこのランキングは、スキルを1回以上利用したユーザー数をもとに集計が行われている。
AmazonではAlexaスキルの充実に加え、通知機能のほか、Kindleストアで購入した本ならびにKindle UnlimitedやPrime Readingの本の読み上げ機能、複数のEchoデバイスを連携させてさまざまなシーンで音楽を楽しめるマルチルームミュージック機能などを新たに提供開始した。「スキルの充実と新機能の提供を通じて、Alexaがより多くのユーザーやより多くの生活のシーンで役に立ち、生活の一部として一層、普及していくことを期待しています」とAmazonは述べている。